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若手社員が社長にギモンをぶつけてみた!

若手社員が社長にギモンをぶつけてみた!

テスホールディングス山本社長
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TESSグループ若手社員対談

TESSグループに入社して間もない若手社員が、
テスホールディングスの山本社長に
いろいろな質問を投げかけました。

TALK MEMBER

代表取締役社長 山本 一樹代表取締役社長 山本 一樹
PRESIDENT

代表取締役社長 山本 一樹

1993年入社。2018年にテスホールディングス株式会社
代表取締役社長に就任。TESSグループの全体を指揮。

  • 東日本営業第一チーム 豊田東日本エンジニアリング第二チーム 豊田

    東日本
    営業
    第一チーム豊田

    2022年入社。業界を絞らず、面白そうと感じたところを中心に企業を探していた。面接を通して「こんな人達と働きたい」と強く感じたのが決め手でTESSに入社。

  • 再エネ事業開発チーム 伊藤新電力チーム 伊藤

    再エネ事業
    開発チーム伊藤

    2022年入社。 就活の軸であった「当たり前の生活を守る仕事」であることにテスがマッチしていた。また、面接の合間で垣間見えた社員同士の関係性の良さが最終的な決め手。

  • 再エネ併設蓄電池事業開発チーム 藤原東日本エンジニアリング第一チーム 藤原

    再エネ併設
    蓄電池事業
    開発チーム藤原

    2022年入社。就活の軸は「裁量権のある仕事」ができるかどうかで取り扱う金額感や、企業規模を重視していた。最終的な決め手となったのは人のよさと仕事の裁量が大きい点。

  • 東日本営業第二チーム 吉村エンジニアリングソリューション第一チーム 吉村

    東日本
    営業
    第二チーム吉村

    2024年入社。大学院時代の研究から地球環境問題に興味を持っており、面接を通して事業内容や企業理念に深く共感できた。就活の軸である「地球環境問題に貢献することができる」ことに加え、「人のよさ」が最終的な決め手。

ギモンその1会社の現状を
どう捉えていますか?

藤原藤原

TESSグループは環境に特化した事業を行っています。私は社会的課題になっている環境問題解決に取り組みたいと考えて入社したのですが、社長が考えるTESSの1番の強みは何でしょうか。

山本社長山本社長

TESSグループは1979年創立と業歴が長く、省エネ・再エネ分野の実績が豊富です。そして、企画・開発から設計・施工、運用・保守までをワンストップで行い、幅広いエネルギーソリューションを提供している点が、お客さまからの高い評価と厚い信頼につながっていると確信しています。また、変化の激しいエネルギー業界において、グループ内で強く連携しスピード感をもって対応できるのも、間違いなく私たちの強みでしょう。

若手社員が社長にギモンをぶつけてみた!
伊藤伊藤

最近、持続可能な開発を目指すSDGsという言葉をよく耳にするようになりました。多くの企業が積極的にその活動を広げている中、TESSグループにもたくさんのお客さまから相談が寄せられているのでしょうか?

山本社長山本社長

エネルギーを多く消費するお客さまから、CO2削減について相談される機会は多くなりました。世界的なエネルギー脱炭素化に貢献し、SDGsの実現を目指すTESSグループとしては、その課題に正面から向き合わなければなりません。今後は、省エネ、環境面だけでなく、事業の継続性も重要視されており、災害や事故によって事業所が停電するリスクにも備えられることが可能な(BCP対策)、コージェネレーション(自家発電設備)などのニーズも今後さらに高まってくることでしょう。

ギモンその2今後会社をどう導いて
いこうと考えていますか?

山本社長 豊田・伊藤
豊田豊田

現在TESSグループの事業展開は国内市場がメインですね。今後は事業領域をさらに広げたり、海外への展開なども考えていらっしゃるのでしょうか。

山本社長山本社長

国内需要は引き続き堅調です。海外ビジネスについては、現在インドネシアにおいて、PKSというパーム産業における残渣物をバイオマス燃料として日本に輸出していますが、それに加えて、同じく残渣物であるEFBからバイオマス燃料を製造する新工場の建設を検討するなど、海外事業にも注力しています。そのバイオマス燃料は日本のバイオマス発電所で利用する計画ですが、東南アジア全域において環境意識が高まってきていることもあり、いずれは東南アジアで作った燃料を東南アジアの発電に使う、いわゆる地産地消のビジネスも見据えています。

山本社長
藤原・吉村
吉村吉村

今、特に力を入れようと考えている新しい環境技術について教えてください。

山本社長山本社長

新たに蓄電池ビジネスに注力しています。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーは、天候によって出力(発電量)が左右されコントロールが難しい、という欠点があります。太陽光発電、風力発電の普及が進むと、例えば電気の需要以上に発電した場合、その分がまるまる無駄になってしまい、また、出力変動の大きな再エネの割合が増えると、電力系統が不安定となり、それらが大きな社会課題となっています。系統用側に蓄電池を設置することで、再エネの出力変動に応じて柔軟に充電・放電し、電力の安定供給に繋がります。また、再エネ発電所側に蓄電池を併設することで、無駄になってしまう電気を必要なときまで貯めておくことができ、発電事業の収益向上に繋がります。
先ほどのバイオマス燃料と、この蓄電池ビジネスの取組については、2024年8月14日に発表した「TESSグループ中期経営計画 TX2030」に詳しく記載されていますので、ぜひご覧ください。

伊藤伊藤

2021年4月、テスホールディングスが東証一部に上場しました。上場の目的について聞かせていただけますか。

山本社長山本社長

上場する目的は企業によって様々ですが、主に、資金調達、人材確保、知名度・信用力向上、ガバナンス強化と言われています。当社の場合は、知名度や社会的信用力をより高め、私たちの事業と理念に共感してくれる「人財」を確保したかったからです。また、コーポレートガバナンス(企業統治)を強化することで、企業価値の向上や中長期的な成長を図りたい、という思いもありました。

ギモンその3若い社員に期待している
ことは何ですか?

豊田豊田

会長や社長はよく、人材は「人財」だと話してくださいます。その理由を教えてください。

山本社長山本社長

TESSグループはメーカーではないため、自社製品を持っていません。ベンダーフリーの立場で多種多様なソリューションを、企業理念である「顧客重視・顧客満足」の精神で、企画から提案、工事、メンテナンスまでを一気通貫で行い、お客さまが抱えるエネルギー問題の解決に貢献する。このようなエンジニアリング会社のビジネスをまとめ上げるのは「人の力」に他ならず、だからこそ私たちは、一番の財産である社員のことを「人財」と表現しています。

吉村吉村

私は営業チームに配属されたのですが、まだ配属されて間もなく、今はとにかく仕事を覚えることに必死です…。会社に貢献したくても時間がかかりそうで不安なのですが、社長は私たちのような若い社員をどのように見ていらっしゃるのでしょうか。

山本社長山本社長

TESSグループは事業ポートフォリオが広く、専門性も高いため、最初は苦労するでしょう。ただ、私たちの仕事のスタイルは個人プレーではなくチームプレーが基本なので、上司や先輩に相談しながら、まずは目の前の壁を乗り越えるようにしてください。あきらめず挑戦し、お客さまからの評価を得て、成功体験を積み重ねていけば、だんだんと仕事が好きなります。そして、社員や会社のことも好きになるはずです。「月曜日が待ち遠しい」と思えるビジネスパーソンになってくれることを願っています。

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