PERSON.10KENICHI MUROFUSHI室伏 健一


ユーザー目線で開発に取り組み、
環境問題の解決にも寄与する。
- PROFILE
- 2005年入社/文学部 文学科 ドイツ文学科 卒 |
電力需給本部 電力需給グループ EVプロジェクトチーム※所属は取材当時のものです。
ひらめきを行動に移すコツ
常にアンテナを張り、世の中や競合他社の動向を把握しておくことがひらめきにつながると思います。
収集した情報を受けて、自社ならどうするかを考え続けることも大切です。

#Q1 TESSグループを志望した理由は?
若手から堂々と活躍する
先輩社員の姿に圧倒された
大学の構内で社員の方に声をかけられたのが、TESSグループとの出会いです。その方が会社の事業について案内してくださったのですが、説明がとても明快で分かりやすく、感銘を受けました。聞いてみるとまだ入社1年目とのこと。年齢は1歳しか変わらないのに学生の自分とはこれほど違うものか、と圧倒されると同時に、私も同じように堂々と活躍できる人になりたいと思い志望しました。さらに、会社説明会や面接がアットホームかつフランクな雰囲気で、そうした社風が自身に合いそうだと感じたことも決め手になりました。


#Q2 現在の仕事とミッションは?
EVを活用した新システムの
実用化を目指す
工場などの事業所に勤める方が、通勤に使う電気自動車(以下:EV)の充放電を行うための設備を開発するプロジェクトに携わっています。EVの普及が進む中、課題となっているのが充電インフラの整備です。EV充放電設備を活用することで、無駄な電力消費の抑制や燃料などの通勤コストカット、CO2排出量削減などの効果が期待できます。その中で私が主に担当しているのは、設備の制御システムの開発・運用・改修です。具体的には、要件定義や開発元への仕様提示、稼働状態をチェックして不備があった際の是正指示などの業務を行っています。


#Q3 仕事のやりがいや嬉しい瞬間は?
興味関心を持ってもらえると、
開発者としてやりがいを感じる
一番大切にしているのは、ユーザーの目線に立って使いやすいシステムをつくること。加えて、稼働することで意味のあるシステムを開発すること、継続して正常稼働できる運用をすること、今後の社会情勢も踏まえてシステムの改修を行うことも私のミッションです。やりがいを感じたのは、EV充放電設備の見学会を行った際に、システムの仕組みなどに興味を持って質問をいただいた時です。回答に納得され、より関心を持っていただけたりすると、とてもうれしく感じます。反対にご意見をいただいた場合も、まだまだ改善の余地があるなとやりがいを感じる瞬間です。

#Q4 今後の目標は?
EV充放電設備を普及させ、
脱炭素の実現に貢献したい
EV充放電設備は、まだ開発や実証実験・改善を行っている段階なので、販売体制を整えて商業化することがひとまずの目標です。販売の準備はほぼできていますが、まだ改修が必要な箇所もあるので、まずはそこに対応してシステムをいつでも稼働できる状態にしていきたいと思います。私自身もさらに成長して、ユーザーの立場に立ったシステムをつくれる開発者となり、より良い商品にしていきたいです。EV充放電設備の活用を通じて、本プロジェクトの最終的な目標である脱酸素の実現に貢献できるよう、引き続き取り組んでいきたいです。

TIME SCHEDULE1日のスケジュール
8:20 | 出社スケジュールとTodoの確認、精算などの事務処理、システム稼働状況チェック |
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9:30 | 業務当日メイン業務 |
10:00 | 社内ミーティング社内の担当者と打ち合わせ |
11:00 | 業務当日メイン業務 |
12:00 | 昼休憩オフィスの近くでランチ |
14:00 | 社外ミーティング協力会社さまとシステムに関する打ち合わせ |
17:00 | 翌日以降の業務準備提案資料の作成、スケジュール調整 |
17:30 | 退社帰宅 |
from team MEMBER.上司からのひとこと

電力需給本部 電力需給グループ EVプロジェクトチーム チーム長武智 貴信 ※所属は取材当時のものです。
室伏さんは、顧客向け監視サービス事業関連分野で、通信技術発展とともに当社の監視システムのアップグレードを行った実績がありました。直接仕事をする場はなかったのですが、上記実績と社内の懇親会での会話で、好奇心やチャレンジ精神を感じる場面があり、新規事業立ち上げにジョインしていただきました。新しい事業ですので思い通りには進みませんが、その障壁も楽しみながら乗り越えてくれ、頼もしく感じています。
休日の過ごし方
ツーリングが趣味で、のんびりと目的地を決めずに走り、景色を楽しんだり着いた先でおいしいラーメンを食べたりしてリフレッシュしています。家族と一緒に、釣りやキャンプなどに出かけることも多いです。
